Translate

2016年10月23日日曜日

グレッグ・ルッカ / Alpha -Jad Bellシリーズ第1作!-

前回予告しました通り、今回はグレッグ・ルッカの小説最新シリーズ、Jad Bellシリーズの第1作『Alpha』についてです。2012年に今作、そして2015年に第2作『Bravo』の2作が現在発行されています。
まず最初に私の感想を言うと、今度はルッカ、結構スケールのでかい長編となるようなシリーズを仕掛けてきたんじゃないの、というところです。なぜ最初に感想を書いたかというと、実はこの作品多くの謎が書かれていない形で隠されており、それを指摘することによりその辺が見えてくるのですが、どうもそれをやってると若干ネタバレの危険性があるからです。ちょっとまた翻訳の出てないものでそれを言うのは何だとも思いますが、できれば本編の方を読んでからこちらを読んでもらえればと思います。とりあえずストーリーについては極力ネタバレのないように努めます。


そんなわけで今回は書き方の方もいつもとちょっと違う感じで進めていきます。まず、主人公Jonathan "Jad" Bellについて。アメリカ陸軍のデルタフォースの曹長。年齢は40代ぐらいで、半年前に離婚した奥さんとの間にはティーンエイジャーで耳の不自由な娘がいる。物語の冒頭ではアメリカの巨大テーマパークWilsonvilleの保安主任の職に就いている。まず最初はパークのカフェに勤める女子とベッドインする場面の合間に、過去の中東と思われる地域での作戦行動の回想が入り、この主人公は元々軍隊にいた人なのだな、と推測できるのだが、翌朝出勤してきたところで私服でも場違いな上官の大佐がパークに現れ、その会話でBellが現在も軍属で偽装して任務にあたっていることがわかるのである。
続いて少し時間を遡り、Bellがパークの保安主任に就職する経緯、続いてキャラクターおもちゃから始まり映画・TV産業を通じ拡大を続け現在に至るWilsonvilleの歴史、Bellがまずパーク内を案内される様子などが続く。この辺読んでるときはずいぶん説明が長いな、と思ったけど後に説明を入れられないスピーディーに展開して行くあたりで混乱がなかったので、自分的にはありだと思うけど、その辺は人それぞれかと。
そしてどうやらこのテーマパークでテロが計画されている可能性があり、Bellはそのためにここに潜入しているらしいということが見えてきます。しかし実際にこのパークでそれが起こるのか、というまでの確証はない模様。しかし、この作品の冒頭でこのパーク内で起きたある殺人事件が描かれており、その事件が何らかの関係にありこのパークでそれが起こる可能性も高いと推測されています。
そこでBellの耳の不自由な娘が、通っている聾学校のレジャー旅行で母親ともどもパークを、その近くでは最も事件が起こる危険性が高いと目される独立記念日の週の休日に訪れることとなる。んー、これって…。家族がテロなりの事件に巻き込まれ主人公である父親が奮走するって、ハリウッド・アクション映画のすげーベタなパターンですよね。しかも家族助かるって決まってる。なんか私とか映画でこのパターン出てくるとかなり続きを観るモチベーション下がるのだが…。まあ助かるのわかってるから安心してハラハラできるって層もいるのでしょうが。本当にルッカがそんなベタなのをやる気なの?しかしルッカという作家がその裏をやるとは思えないし。スウィアジンスキーだとコイツもしかしたら殺すかも、って若干の緊迫感はあるのだけど。などと疑問を抱えながら読んでいるうちに次々とその方向へのフラグが立って行くのです。

この作品は3人称で書かれ、主人公Jad Bellの他にも様々な人物の視点からシーンを切り替え書かれるというスタイルをとっています。その中でもBellに次いで重要なのがテロリスト部隊のリーダーとなる青年。この現在はGabriel Fullerと名乗る青年は、元々はロシアの少年ギャングのリーダーだったのですが、彼のいた世界では恐れられる謎の人物Uzbekにより強制的にスカウトされ、謎の仕事のためにアメリカに送り込まれます。そして彼はUzbekに命ぜられるまま、まずはアメリカに溶け込み、やがて年齢に達すると軍隊に入隊し軍人としてのスキルを身に着け、除隊後はUCLAへ通う学生として暮らし、とスリーパーとして長い年月を過ごした後、ある日Uzbekから任務を告げられWilsonvilleへと送り込まれます。しかし、その一方でGabrielはアメリカで普通の大学生として暮らし続けるうちにDanaという恋人もでき、その平穏で幸福な生活を守りたいと思い始めてしまう。そして休みはWilsonvilleで働くと言うGabrielに対し、それならばとDanaもWilsonvilleへ申し込み、二人は近くに借りたアパートで共に暮らしながらパークで働くことになる。そしてGabrielはこの任務さえやり遂げればDanaとの幸福な生活に戻れるのだ、という望みにすがりながらパークでのテロに向かって進んで行くことになります。
このように敵側に物語の最後に主人公により倒されるのを読者が望みながら読むような冷酷な悪役ではなく、どこか主人公同様に感情移入できてしまう人物を配置するというのは、Queen & Countryシリーズ第1作『A Gentleman's Game(『天使は容赦なく殺す』)』でのアラブのテロリスト青年でも見られたことです。これってもしかしたら現在のルッカの考えやスタイルなのかも、と思ったりするのですが、今のところは材料がこの二つと少なすぎるので保留。現時点で出ているこれの続編とQueen & Country2作の未訳の残り3作読めば少し見えてくるかも。

そしてこれらの登場人物も揃ったところでパークにテロが勃発!そして案の定元妻と娘も巻き込まれて行くという展開になって行くのです。

そしてここからがこの作品『Alpha』の謎。
まずこの作品ではデルタフォースの隊員である主人公Jad Bellが経営陣にすら極秘のまま、国内で潜入作戦行動にあたっている。そして後にはパーク内にはCIAのエージェントも潜入しており、協力して行動するようになる。軍とCIAが国内で?この疑問はある登場人物の頭に浮かんだりもするのだが、明確な答えは得られない。そもそもどのようにしてこの情報を得て、それがそれほどの重要事項とみなされ、このような作戦行動がとられたかについての説明は一切ない。
そしてもう一方の敵側。Gabrielに指示を出すUzbekの背後にはさらにすべてを取り仕切るボス、”名前のない男”と称する謎の人物がいる。いかにも悪役然として描かれる彼らの正体は不明だが、Gabrielの出発点などから見てもロシア、旧東側と目される地域に彼らの拠点があるのは確かと思われる。そして彼らは思想・政治的な動機で動いているのではなく、何らかのクライアントを得て、その手段などを提供し、テロを実行しているのだということも次第に見えてくる。そして彼らは最終的にはそのクライアントを裏切り、テロをそのクライアントも考えていないさらに大きな破壊的結末へ導こうとするのである。これはまるでいかにも悪役然として描かれた謎の人物らの悪意による行動のように読ませるのだが、その規模やそれに至るための手段などを考えると明らかにもっと大きな目的があるとしか考えられない。これに至る手段・手順も最低限しか描かれず、そしてこの人物・組織についての情報をどのような形でアメリカ側が入手し、それがなぜどれほどの重大事とみなされ、NSAとCIAが共同して動くほどの事態になったかの説明は一切なされていない。つまりこの作品、実は背景となる部分の説明がほとんどないのである。

さてこれをどう見るか?ただの雑な欠落?あの常に複雑な事態に追い込まれギリギリの活路を見出してきたアティカス・コディアックシリーズを書いたルッカが?あの国内外の様々な利害関係の軋轢の末、やっと行動に至る英国情報部マインダータラ・チェイスの苦痛に満ちた戦いを描いたルッカが?我々はグレッグ・ルッカという作家を知っているのだ。これはルッカが考えてなかったり、サボったり、雑に省略したものではない。明らかに意図的に書かなかったものである。そして前回Queen & Countryシリーズ第2回でも書いたように、彼はシリーズ内の連続性にこだわる作家であり、そしてこれはJad Bellシリーズと宣言され始まったシリーズなのだ。となればこれは今回は明かされない情報であり、そこから考えてシリーズが進むにつれ少しずつ謎は明かされ、更に話は拡大し、結構スケールの大きいものになるのではないか、と想像するのが妥当なところではないでしょうか!
そしてここで少し前の疑問に戻るのです。なぜルッカはこんなベタなハリウッド・アクションを書いたのか?これはつかみ、この作品全体が007映画で言えば冒頭の部分にあたるのではないか、というのが私の推測です。やっぱりルッカは描写も上手く、それぞれ別のキャラクター視点によるシーンの切り替えも巧みで、そういう物語をたいへんテンポよく読ませてくれるます。そして最後の最後、ある地点で主人公Jad Bellは恐るべき非情ともいえる戦士の顔を露にします。これが私の願望などによる強引な深読みの類ではないことは、クライマックスともいえるシーンが誰の視点で描かれているかを見れば明らか。そしてそのまま畳みかけるようにして結末へと向かい、いかにも「To Be Continue!」の文字が突き出されるようなエンディングを迎える。そしてここで!バーン!と!007のあの銃口の中からのオープニングが今入ったところなんじゃないの!というのが私の読みであります。

誰がコアラじゃ!コラアッ!
となれば早く次の『Bravo』を読まねば!…というところなのですが、このシリーズ今作が2012年で、次の『Bravo』が出たのが3年後の2015年、で第3作は当然『Charlie』となるはずだがこれについてはまだMulholland Booksの2017年冬の発売リストにも載っていないのであります。コミックの方でも忙しいルッカゆえ小説の出版はどうしてもスローペースに。まあ今のところ小説家グレッグ・ルッカに関しては、「いつ動くのかしら?」と動物園のコアラちゃんを見るような気長な気持ちで見つめて行くしかないところでしょう。
まあとは言ってもQueen & Countryシリーズコミック版を読み終えれば私としても早くそちらの続きも読みたいということになり、両シリーズをごちゃまぜに読むわけにもいかんので、Queen & Countryシリーズ小説版の続きに取り掛かる前に『Bravo』も読み終えるつもりです。そんなわけで今度Queen & Countryシリーズ第3回が登場する際には、続いてJad Bellシリーズ第2作『Bravo』という感じでまたしてもルッカ特集!という感じになると思います。まあ私の説がちょいと強引じゃないの?とあまり信じてない人もいるでしょうが、その時にはちゃんと証明してやろうじゃないの!んー、でも間違ってたらその時には素直に謝りますです。ごめん。

ここで日本でのルッカ観について一言。なんだかこの世のすべての事象はスポーツ選手のモデルケースで説明がつく!とでもお考えの先生が、アティカスシリーズはピークを過ぎて下降に向かっていたのでここで終わってよかったのである、と仰っておるのだがみんなそれ信じてるの?先生はシリーズの話の方向が変わったあたりがお気に召さないようでそこのあたりを「下降」とみなしているようだけど私は全然そうは思わなかったけど?前にも書いたけど、アティカスっていうのは明らかにルッカ自身の分身。で自分の分身ゆえにあまりにも色々なものを取り除くこともせずに乗せすぎちゃったためもはや現時点では身動きも取れなくなってしまい、まあ当分は無期限休止ってことで俺の分身よ異国の地でしばらくは静かに幸せに暮らしてくれや、っていうのがルッカの考えだろうというのが私の感想ですが。と言っても所詮はこっちも感想であっちも感想。反論で討論を望む!なんてつもりはまるでないのだが、但し!もしかしてその先生の御説が拡大解釈されて、「ルッカはピークを過ぎて下降に向かっている作家である」なんて考えが広がっているのでは?というところが私の危惧するところなのです。ルッカは前述の通り小説の出版ペースは遅いもののコミックとの両面で今も乗りに乗っている作家であるなんてことはもはや説明するのもめんどくさい。ただでさえ翻訳というハードルがある海外の作家の作品が、先生が得々と披露された御説による風評被害により作家自体の評価が根拠なしに下がり、出版が控えられるなんて事態になるのは迷惑千万としか言いようがないのですよ。もー先生お得意のその御説は、今後はピークを過ぎちゃっても出てれば誰でも手に入る日本の作家限定で使用願えないかというのが私の提言であります。

前から書いているようにアメリカでは小説とコミックの両面で活躍している作家が多数います。しかしその中でもルッカは少し特殊なように思えます。例えば小説家として人気が出た後コミックを手掛けるようになったスウィアジンスキーやヴィクター・ギシュラーといった作家はあくまでも小説の方をメインに置いてコミックの仕事もしています。またコミックのライターとしての才能をさらに広げた形で小説も書いているウォーレン・エリスという人もいます。それに対しそのキャリアの初期から小説とコミックのライター両面で活躍してきたルッカは、今でもその両者に同じウェイトを置いて活動を続けている作家なのだと思います。そんなわけで小説の出版ペースはどうしても遅くなるのだが、一方でルッカの作家活動は絶え間なく続いているわけです。となるとグレッグ・ルッカという作家をちゃんと追って行くためには小説・コミック両面で追っていかなければということになるでしょう。とりあえずはQueen & Countryを早く読み終わり次はImage Comicsで進行中の『Lazarus』か。少し遅れてしまいましたが今後はルッカ率が高くなるよう努力して行くつもりというところの2回にわたってのルッカ特集でありました。
以前も書いた通りMulholland Booksからのこの作品、日本からはKindle版は購入できないのですが、少し前に280 Stepsなどを調べているときに見てみたらKobo版は発売されているようです。辞書も使いやすいeBook版をという人はそちらを見てみるとよいかと。色々見てみると中堅以上ぐらいのパブリッシャーでは割とマルチで色々なeBook版を発売しているところが多いので、読みたい作家の本がAmazonのオプションで日本の発売がないというときはKoboを見てみると見つかるかもしれませんよ。ただ、MulhollandとかになるとあんまりeBook値引きがなかったりするので、日本と違って定価縛りのないプリント版ペーパーバックなどを探した方がお得なのが見つかるのだけど。あとルッカさんのホームページ、「ここ古くなったからそろそろ新しくする」って5月から言ってるのだけどいつ変わんの?

Greg Ruckaホームページ


【その他おしらせの類】
なんか前回色々きつくて余力がなく今回はいいやとか思っていたらお知らせが溜まってしまった。今回まずはあのHard Case Crimeがコミックに進出というニュース。過去の名作の発掘のみならず、最近はTVシリーズも始まり話題の『Quarry』シリーズ最新作も発行など、今や目が離せないHard Case CrimeがTitan Comicsと組みHard Case Crime Comicsシリーズの刊行を開始しました。なぜHard Case Crimeが英Titan Comicsからかというと、現在Hard Case CrimeはTitan Comicsと同じく英BBC系列のTitan Books傘下にあるからなのです。そしてその第1弾『Peepland』Issue1が10月12日発売されました。ライターはあの少し前にDown & Out『3 the Hard Way』のセールをお知らせしたGary Phillips。この人も小説・コミック両輪で頑張っていてルッカの後を追う人かも。今後はマクベイン、スピレインらの過去の名作も刊行予定ということで私的にはかなり期待が高まっております。Hard Case Crime印のコミック欲しい!

the Gurdian / Trigger warning: the return of sleazy crime comics

そして、先月書いたばかりの現在最も注目のAdam Howe君の長編第1作が発売決定!前作までと同じComet Pressから12月9日発売予定となっております。この作品では前に紹介した中編集『Die Dog or Eat the Hatchet』収録の傑作「Damn Dirty Apes」の主人公元ボクサーの用心棒Reggie Levineが再登場とのことで、かなり期待も高まるところ。発売されたらまた色々前倒しして早く読もうっと。Reggieシリーズの予定もあるのかな?やはりこのAdam君注目度も上昇中のようで、前に通りすがりぐらいの感じでちらっと書いた新進ミステリ作家によるグループのサイトDo Some Damageに作家Scott Adlerberg氏によるAdam君への新作発行に関するインタビューも掲載されています。実はこのAdlerberg氏、私同様『Die Dog or Eat the Hatchet』に感動し5月にもインタビューを同サイトで行っており、そちらはページ内にリンクがあります。とにかく何を置いてもこの最新作は読むべし!

Do Some Damage / Tijuana Donkey Boy: An Interview with Adam Howe

あとこれはセールとかなのかよくわからないのだけど、同Comet PressのホラーアンソロジーThingsシリーズ3作をまとめたボックスセット『Stiff, Sick and Vile Things Box Set - Three Complete Comet Press Anthologies in the THINGS Series』が現在404円で販売中。最新作『Stiff Things』に1ドル乗せたぐらいの価格なのでかなりお得かと。なかなかホラーまで手が回らず読めるんかなあ、とは思いつつもかなり期待していてもっと深く知りたいComet Pressゆえとりあえず買っときました。何とか少しずつでも読むよう努力したい。

そして最後に日本で私以外に関心持っている人いるのかも不明なドイツの新読書アプリOolipoの最新情報です!先週半ばごろ遂に最初のアップデート!色々変わったり、作品が増えたり減ったりしました。前回の報告で私がスルーした『Taste of Love』がなぜか消えてるのだけど、もしかしたらものすごくエロ過ぎてアップルから削除指令が下ったとか?なら読んどきゃ良かったよ。そして今回のアップデートで音が入りました!前回ちょっと読んだ『Apocalypsis』をもう一度見てみたところビュービューってな感じの吹雪の音がバックに流れるようになっていました。たぶんそれぞれの作品に合わせた効果音的なものが流れるようになるのでしょう。まだ読めない作品も多いようですが、今度はリリース日時なども書かれているので、今後は色々なのが読めるようになってくるのだろうと期待します。あと今回からこれまでいい加減になっていたアカウントをちゃんとしなきゃならなくなったのだけど、それが少しややこしくて、もしかすると私同様に少し困った人も地球上に一人ぐらいいるかもしれないので書いておきます。まず前のメールでちゃんと認証していなかったので、アプリ内の色々なところに出てきたアカウント関係の警告の下の方にある[RESEND](だったと思う)をタッチでもう一度認証用のメールを送ってもらいます。今度のやつはちゃんとリンクがつながっているのだが、ここで問題。私のようにPCではPC用のメールを使い、スマホでは携帯からのメールを使い続けているという状態で、習慣からアカウントを作る場合はPCのメールアドレスを使っているという場合、PCの方でメールを開き認証しようとしたりしますよね。この場合それだとダメでスマホの方でメールを開き認証しなければいけない。うーん、こういう説明になるとどうもうまくないのですが、とにかく[RESEND]で認証用のメールを送ってもらったら、同じスマホ上でメールを開き認証を送ること。これでちゃんとアカウントが使えるようになり色々読めるようになります。一人ぐらい困ってた人いるよね?えー?私だけ?

Oolipo

10月も後半になり、とうとう気温も下がって参りましたが色々と体調にはお気を付けくださいませ。まずオレ。寒さが極端に苦手で毎年ながらこれから年末に向かいペースダウンの恐れがありますが、書かねばならんことは沢山ありますので何とか頑張って行くつもりであります。ではまた。



●関連記事

グレッグ・ルッカ Queen & Countryシリーズ -第1回

グレッグ・ルッカ Queen & Countryシリーズ -第2回


●Jad Bellシリーズ



●Lazarus



'君のせいで猫も失くした'はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、 Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

0 件のコメント:

コメントを投稿